平成29年 美術部写生合宿 ~淡路~

平成29年 美術部写生合宿 ~淡路~

2017/4/8

 

平成29年3月26日(日)~3月28日(火)の期間で美術部写生合宿を行いました。

美術部では毎年春休みに写生合宿を開催しています。今年は淡路島にあるONOKOROという遊園地と福良港にて1日1枚の写生をしました。3日目は大塚国際美術館へ行き、1000点以上の陶板名画を鑑賞しました。

合宿中の生徒たちの様子をご覧ください。

—1日目—

学校へ集合し、写生服に着替えた生徒たちはバスに揺られてONOKOROへ到着。残念ながら天気は曇り空、雨が降ってこないことを願います。
ONOKORO内は・ミニチュアワールド・観覧車・遺跡の世界広場・滝の広場・童話の森・辰悦丸イベントステージ・メリーゴーランド・ローズガーデンなど、様々な写生スポットがありました。

中学生が写生しているのはミニチュアワールドです。(右画像)

遊園地ということもあって、子ども連れの家族が多く賑わった中での写生となりました。中には制作中に声をかけてもらった生徒もいたようです。自分の事を知らない人から褒めてもらえることはなかなか無い為、貴重な経験になったと思います。

最高学年の先輩は素早く場所を決め、黙々と写生をしています。

 

後輩たちは絵になる風景を探し、入り口から1番奥の敷地で写生を始めました。慣れない写生でしたが、時間内に描き終わりました。

 

合しバスで移動する頃雨が降り始めました。生徒達の写生中に雨が降らなくて良かったです。宿舎に着き夕飯、入浴を済ませた後毎年恒例の合評会を開きました。改めて見る自分の作品は、制作に必死だった時とは違った見え方をするので、講評で「~すれば良かった」と気付く生徒も多かったです。

今年は部長、副部長から順番に2年生全員が作品の講評をしました。どんな作品でも良い所を1つ以上あげる事が条件です。改善点を言ってくれる生徒も出てきて、後輩達も真剣に講評を聞いていました。

「自分だったらここは難しいと思うのにこの人は良く描けてる」という生徒ならではの意見も面白かったです。この日気付いたことを2日目の作品に活かして欲しいです。

 

 

—2日目—

朝は他団体の人とラジオ体操で始まります。その後宿舎横にある吹上浜を全員で散歩しました。1日目より晴れていて清々しかったです。海岸に絵を描く等美術部らしい一面も見られました。

朝食を済ませ、準備をしてから福良港までバスで移動します。2日目は少しだけ長く写生時間を取っていましたが、昨日より良い作品を作りたいと、場所選びに力を入れている生徒もたくさんいました。

福良港は船着き場が多く大きな客船や漁に使うボート、クレーンのあるドッグや離れたところに福良八幡神社などがあり、写生にもってこいの場所です。

本当に様々な場所で、自分なりの角度から見た写生地を描いていました。

 

2日目の合評の様子です。
どの生徒も1日目より2日目の作品の方が、完成度が高くなっていました。

 

 

—3日目—

この日は制服に着替え、大塚国際美術館で原寸大の陶板名画を鑑賞しました。普段教科書で目にする作品は美術館の中ではごく僅かです。生徒達の知らない名画の多さや、自分たちが授業で模写した作品の実際の大きさを知り、驚いたと思います。

作品が多すぎて回りきれない生徒もいたようです。写真撮影が出来るので、気になった作品を写真で撮っている姿も目にしました。
圧巻のスケールで展示されています。改めて画家の偉大さを感じました。

ミケランジェロの壁画があるシスティーナ礼拝堂で記念撮影をしました。

今回の合宿を通して、現地で描くことの意味や意義を部員たちはそれぞれ感じる事が出来たのではないでしょうか。貴重な経験を今後の制作に活かして欲しいです。また、最終日の大塚国際美術館の名画に触れて、創作意欲を保ち制作のアイデアを出していって欲しいとも思いました。3日間真剣に絵を描き、真剣に作品の鑑賞をする姿を見て、今後の成長がとても楽しみになった合宿でした。

 

美術部顧問  弘正朋 森岡実里