美術部 第70回大阪私学美術展

美術部 第70回大阪私学美術展

2021/12/17

2021年10月11日(月)~11月14日(日)
第70回大阪私学美術展が大阪私学美術・工芸教育研究会HP内(Web美術館として)で上記の日程で開催されました。
大阪府の私学高校54校と中学校30校が参加し、その中で、本校の生徒の活躍は以下の通りです。

高校生の実績               中学生の実績
・優秀賞 11点                                  ・優秀賞 4点   
・奨励賞 11点   計22点        ・奨励賞 2点    計6点

☆来年行われる第71回大阪私学美術展のポスター制作者に2年生の1名が選ばれました!

本校部員の受賞作品をご覧ください(優秀賞のみ掲載)

デザイン部門 優秀賞 B1パネル タイトル「それぞれの輝き」

こちらの作者はクジラやイルカなど海の生き物を描く事が多く、構図に勢いがあり、イラストも色鮮やかな特徴があります。今回の作品は果物やシャボン玉を加えてより魅力が増したように思います。この作品が評価され、来年度の私学展のポスターを制作させて頂けることになりました。どのようなポスターができるのか今から楽しみです。

 


 優秀賞

立体部門   タイトル「ワニガメ」
[サイズ:85mm×160mm×290mm]
金光八尾高等学校3年

スタイロ、紙粘土、絵の具、ニスを使用して制作しました。実物大の大きさで、色、形も本物そっくりで、今にも動き出しそうなくらい生き生きしており、素晴らしい作品となりました。

 

 


 優秀賞

立体部門   タイトル「群青航路」
[サ200200mm×200mm×200mm]

オリジナルの船を設計し、樹脂や木、布、絵の具などを使用して制作しました。水中に見立てた青色の着色料を混ぜた樹脂の中に船を沈め、水中の船も見れるように樹脂が固まるか心配でしたが、思った通りの作品に仕上がって良かったです。

 

 

             絵画部門 優秀賞 F30号 タイトル「18歳」

作者が17歳の時に「17歳」の題名で女子高校生をモデルにしたF100号の油絵に挑戦し、私学展で優秀賞を頂いて、第45回全国高等学校総合文化祭に参加させていただいた生徒の作品です。18歳になった今回もまた「18歳」の題名で女子高校生をモデルにして制作し、優秀賞をいただきました。この先も「19歳」、「20歳」・・・を題名にした作品をその年齢の時につくっていってほしいです。

 

              イラスト部門 優秀賞 B1 タイトル「脳内」

こちらの作品はボールペン1本で作者の様々な想いと技法が詰め込まれた作品です。大きなリボンの中心にある宝石が脳内の司令塔になっており、上の三点透視図法から作者の脳内がイラストとなって出てきています。リアルに描き込んだ部分、シールのように表現した部分、様々な模様を組み合わせて表現した部分、など、見所がたくさん詰まった緻密な作品となりました。制作過程では誰よりも早く描き始め、次から次へと出てくるモチーフに感心させられました。Web展覧会の写真では実際の緻密な迫力が伝わらないかもしれません。本校のギャラリーに展示していますので是非ご覧ください。

 

           イラスト部門 優秀賞 B1 タイトル「刻み、咲き誇れ」

こちらの作品の「刻み、咲き誇れ」というタイトルの意味は、中央にある時計が24時を刻むと大輪の薔薇が咲き誇ることを示しています。所々にいる兎からこのイラストのストーリーが浮かんでくるような、見れば見るほど面白い作品になっています。また、奥から手前へと目線を誘導するような構図で遠近感があり、1つ1つのモチーフからも技術力の高さが伺えます。これから更に自分らしさを出した表現力を身につけ、どんどん色んなジャンルの作品を制作してもらいたいです。

 

            デザイン部門 優秀賞 B1パネル タイトル「ふるさと」

こちらの作品は「ふるさと」というタイトルで、天川村という自分の生まれ育った村の風景を描いた作品になります。自分で撮影した写真を題材にし、絵ならではの鮮やかな美しい色合いに人物を構成することによって、より魅力的に仕上がりました。高校1年生で新しい環境の中、細部まで妥協することなく描く姿は素晴らしいと思いました。これからの成長と活躍が楽しみです。

 

             版画部門 優秀賞 10号 タイトル「安部文殊院」

安部文殊院に行った時に撮影した写真を題材にした作品です。建物と背景の空が調和し、雲の間からおりてくる光をうまく取り入れた雰囲気の良い作品に仕上がったと思います。

 

             版画部門 優秀賞 10号 タイトル「意気軒昴」

下描きから完成まで繊細な行程が多く、根気のいる作品だったと思います。丁寧で細かい作業を最後までやりきった集中力は素晴らしいです。孔雀の美しさと迫力が伝わってくる良い作品となりました。

 

              版画部門 優秀賞 10号 タイトル「一杯の幸」

主役の丼の背景に船や鳥などを組み込んだことで、美味しいものを食べるときの幸せな気持ちがよく伝わってきます。モチーフごとにタッチが工夫させており、見応えのある作品となりました。

 

              版画部門  優秀賞 10号 タイトル「写真撮影」

自宅の愛犬を主役に、愛犬の様々な「写真撮影」の場面が写真の切り抜きになっているよう、構成されています。愛犬のコスチュームにぴったり合う背景の模様がよく考えられており、作品の魅力をよりいっそう引き立てています。また描き込みも繊細で、細かい部分まで丁寧に仕上げた作品となりました。そのこだわりが賞に繋がって良かったです。

 

            中学部門  優秀賞 B2 タイトル「 「あず~」 」

自宅の愛犬を題材にして制作しました。いつも愛犬を「あず~」と呼んでいるのでその言葉を題名にしました。この作品はB2サイズですが全て色鉛筆で描かれており、根気強く時間をかけてコツコツと制作して完成させました。主役の犬も背景も細部までしっかりと表現されており、素晴らしい作品となりました。

 

             中学部門  優秀賞 B3 タイトル「うちのわんこ」

作品の題名のとおり、自宅の愛犬をモチーフにして制作しました。犬は色鉛筆で描かれており、細かいところまでよく観察してしっかりと描き込めていると思います。水彩絵の具で描かれた背景が主役の犬をよく引き立てており、良い作品に仕上がりました。

 

             中学部門  優秀賞 B3 タイトル「19時の恩智駅」

「19時の恩智駅」は中学1年生の作品で、背景をモダンテクニックであるウェット・イン・ウェットという技法を使い、19時の恩智駅の空気感を表現しました。背景に映えるよう白ペンを使用し、建物の細かい箇所の描き込みも根気強く頑張っていました。この調子で色々なジャンルの作品制作に挑戦していってほしいです。

 

              中学部門  優秀賞 B3 タイトル「夕焼け」

「夕焼け」は中学1年生の作品で、街並みをシルエットの陰で描くことによって背景の夕焼けと良いバランスを保っています。題材探しから作品制作まで初めての展覧会とは思えない程、計画性を持って行っていました。これからよりいっそう技術力を高めて、更なる活躍を期待しています。

 

美術部は高校25名、中学19名で活動しており、本年度から新任の谷山未来先生が顧問に加わりました。谷山先生は本校の中学、高校の卒業生で、在学中は6年間美術部に所属して個人で2年連続で全総文に参加したり、私学展では特別賞に選ばれるなど、他に類を見ない活躍をした部員でした。指導者となった今も制作を続けながら部員達への指導も情熱的に行い、今回の私学展が指導者としての初めてのコンクール展となりました。「出品した部員全員を受賞させたい。」を目標に頑張ってきましたが、残念ながら今回はその目標は達成できませんでした。しかし、コロナ禍の中、それぞれの部員がベストを尽くして制作した結果なので残念な結果に終わった部員も必要以上に気にすることなく自信を持って次に向かって進んでほしいです。

美術部顧問 弘正朋

 

本校1Fギャラリーにて第70回大阪私学美術展に出品の作品をしばらくの間展示します。本校にお越しの際には、画像では伝わらない迫力や緻密さを是非、直接ご覧下さい。

美術部顧問 谷山未来