第50回私学写生大会

第50回私学写生大会

2017/6/21

 

 

2017年5月28日(日)

長居植物園にて第50回私学写生大会が開催されました。

当日は終日快晴、照りつける日差しの中での写生となり、生徒の体調など心配もありましたが、無事に終了することが出来ました。

今年度も数多くの学校が参加し、個性あふれる風景画が多数出品されました。

その中で本校の部員は、高校生4名が優秀賞、8名が奨励賞を受賞し、中学生3名が奨励賞を受賞することができました

 

 

長居植物園は池や普段目にしない木々、バラ園など建物に比べ自然が多い写生地です。植物園での写生と聞いて花を描こうとしていた生徒も多かったのですが、時期的に花の咲いている場所が少なく、見所の写生場所にたくさんの生徒が集まって描いているといった状態でした。写生地は下記の様な場所です。

生徒たちに人気のバラ園です 木陰から見える沼も絵になりますね
橋が画面を引き立ててくれそうです 池も水面が美しかったです

 

 

今年は昨年よりも大きめのキャンバスを持参し、下描きの時間は少なく着彩に時間をかける生徒が多かった様に感じます。当日の生徒達の様子をご覧ください。

 

1年生にとっては初めての写生大会で、場所選び、進め方、色の塗り方など分からない事も多かったと思います。中には新しい絵の具セットを当日初めて使うという生徒もいました。そんな中でも飽きることなく必死に自然から何かを写しとろうとする姿勢に感動しました。

 

2年生は春の写生合宿でコツを掴んだのか個性的な場所で写生をしており、探し出すのに苦労しました。穴場スポットで描いているため周りに写生する生徒達は居ません。審査でも目を引く作品になったはずです。

 

3年生は何処を描いても自分の絵に描き変える事が出来ていました。

3年生の中には別団体で来られていた方に描き方を訪ねられたり、小さい子どもを始め、多くの人に声をかけてもらった生徒もいたようです。

 

中学生は事前に長居植物園へ下見に来たり、別の写生場所で練習をするなど、日々のクラブ活動に取り組んできました。その成果、優秀な結果となった様に感じます。全員暑い中とても頑張っていました。

 

 

今回も生徒たちの頑張りが多数の受賞といった形で評価され、嬉しい気持ちでいっぱいです。

本校の生徒も大勢の生徒の前で表彰され嬉しそうでした。

今の中高校生たちはデジタルカメラやスマートフォンですぐに写真を撮れる環境が整っています。この写生大会では写真から絵画を描く事に慣れている生徒が、空間を絵画にする面白さに触れるチャンスです。写真の様に枠が既に存在する場合と比べて、自然を見ながら自分でトリミングし画面を構成するのは難しいです。ただ、その難しい中に自由や楽しさもあるということに気付いてもらいたいです。

そして受賞する事で得られる喜びは自分のやる気を高めてくれます。受賞を目指すことももちろん大切ですが、それ以上に達成感や自分の成長に喜びを感じることの出来る部員になって欲しいと感じました。また、大会などは他校の生徒の作品を見る機会でもあるので、「こんな風に描きたい!」と思える作品を見つけ向上心を高めて制作に励んで欲しいです

 また、今回の写生地は大きな公園内にあったため、到着するまでに迷子になってしまったり、めぼしい建物も無く提出時間に本部に戻ってこれない生徒がいるなど、ハプニングもありました。この経験を通して、何事も人任せにせず自分の責任で行動することが大切だと気付いて欲しいです。

 

頑張った最後に全員で写真撮影をしました。

 

 

美術部顧問  弘正朋 森岡実里