第106回全国高等学校野球選手権大阪大会
2回戦 泉大津高校 9-2(8回コールド) 勝利
春季大会が終わってからこの大会で結果を出すために様々な準備をしてもらいました。自分たちにとって都合のよい想定ではなく、まずは不利な結果にならないよう押さえておかなければならないポイントを1つずつ潰して試合を展開することをチーム全員で意識しました。
試合は負けたら終わりの独特なプレッシャーを感じながら3回に先制するも5回に逆転を許し、中盤まで重苦しい雰囲気の中で我慢しながらプレーできていました。中盤以降は着実に加点し、まず1つ夏の大会での勝利を掴み取りました。
3回戦 登美丘高校 2×-1(延長10回タイブレークサヨナラ) 勝利
毎イニングピンチを迎え、先制点を許す展開となりましたが、「接戦は本校のペース」だと生徒と確認をしました。一方攻撃は相手バッテリーにうまくかわされ、5回までノーヒットに抑えられていました。ようやく7回に積極的な走塁と相手のミスが重なり、同点に追いつきます。後半はエースが踏ん張り、相手打者に仕事をさせず、延長10回の相手の攻撃を無失点に抑えると勢いそのままにサヨナラ勝ちとなりました。
4回戦 金光大阪高校 0-13(5回コールド) 敗戦
夏の大会では初の金光対決となりました。多くの方に注目していただき、試合後は報道でも取り上げていただきました。監督の私が現役時代から金光大阪の指導者の方に気にかけていただいていることや恩師のつながりなど個人的にも思い入れの強い試合となりました。
初回から相手のプレッシャーに耐え切れずに四球とミスが重なり、4点ビハインドからのスタートとなりました。相手を少しでも慌てさせたかったのですが、こちらが慌ててしまい何もさせてもらえませんでした。
一昨年から夏の大会で強豪校と対戦させていただき、力がないなりにどのように戦うのかを確認しながらチーム運営を進めてきました。それでも「まだ足りない」と金光大阪との駆け引きや雰囲気から感じさせてもらいました。簡単に解決できる課題ではありませんが、新チームで子どもたちと一緒に向き合います。
3年生は少ない人数ながらも最後はたくましく立派な姿でチームを鼓舞してくれました。それぞれの役割を最後まで全うし、チームをここまで連れてきてくれたことに感謝しています。本当にありがとう。
38期生戦績
〇秋季大会
1回戦 上宮太子高校 1-12 負
〇春季大会
1回戦 緑風冠高校 10-3 勝
2回戦 阿倍野高校 11-4 勝
3回戦 大阪商業大学高校 0-10 負
〇第106回全国高等学校野球選手権大阪大会
2回戦 泉大津高校 9-2 勝
3回戦 登美丘高校 2-1 勝
4回戦 金光大阪高校 0-13 負