美術部 第49回全国高等学校総合文化祭香川大会 美術・工芸部門
令和7年7月26日(土)~7月31日(木)の日程で第49回全国高等学校総合文化祭香川大会(以下全総文)美術・工芸部門が開催されました。本校からの参加は4年ぶり、26回目となります。今回は松井瑠美さんと顧問の2名で参加しました。
1日目は香川県庁ホールにて部門開会式・講演会・講評会、2日目は香川県立高松工芸高等学校にて生徒交流会が行われました。
生徒交流会では香川県にちなんだモチーフの張り子に絵付け体験を行い、今大会に作品を出展している全国の高校生と交流を深めました

昨年の第73回大阪私学美術展立体部門で特別賞を受賞した松井さんの作品「開花」がこの全総文で香川へ搬入され、高松市美術館に展示されました。
ここには各都道府県から推薦された約400点の様々なジャンルの作品が集まります。松井さんは、全国の高校生の作品を鑑賞しそれぞれの作品のよいところや尊敬すべきところを吸収したうえで、「自分の作品が1番だ」と言っていました。これだけレベルの高い作品がそろっている中でも自分の作品に自信をもって「1番だ」と思えることはとても素敵なことだと思います。それだけ想いがこもった作品を制作することができたのだなと感じました。視野は広く持ちつつ、周りに流されない制作を彼女のスタイルで続けてほしいと思います。
違う土地で自分と同じように制作に励んでいる同世代の美術部員が集まり、交流ができたことは彼女にとってとても貴重な経験になったのではないかと思います。
今大会は、開催される県の高校生で構成されている生徒実行委員会をはじめとした、多くの方のご尽力があって開催されています。
関係者の皆様にお礼を申し上げるとともに、今後も本校から一人でも多くの部員が参加できるよう、努めていきたいと思います。
美術部顧問 弘正朋 原田ひかる 谷山未来