美術部 第54回 大阪私学写生大会
2023年5月28日(日)
花博記念公園鶴見緑地にて第54回大阪私学写生大会が行われました。
カンカン照りというわけでもなく、曇りすぎてもなく、ちょうどよい気候で写生大会日和でした。今年度も多くの学校が参加し、本校は中学生6名、高校生22名の計29名の美術部員が参加しました。色使いや構図など個性の溢れる作品が数多く出品された中で、本校からは高校生１名が大賞、５名が優秀賞、７名が奨励賞を受賞し、中学生は１名が優秀賞、２名が奨励賞を受賞することができました。
花博記念公園鶴見緑地は写生範囲がたいへん広く、大きな池や風車、国際色豊かな建造物、綺麗な薔薇園、日本庭園など写生するのによい場所がたくさんありました。屋外で描く機会というのはなかなかないので、豊かな自然に囲まれて、気持ちのいい空気を感じながら描くというのは生徒たちにとってとてもよい経験になったと思います。
以下、生徒の写生をしている様子です。
日陰のないところで頑張って描いています。
優しく流れる川やゆらゆら水面の揺れる池など、水辺を描く生徒が多くいた印象です。
目の前に広がる大きな景色にとらわれず、気に入った木だけをクローズアップして描いている生徒もいました。
以下が本校の優秀賞以上の受賞作品です。どうぞご覧下さい。
【大賞】受賞 高校３年 植田漣
【優秀賞】受賞 高校３年 甲山星也
【優秀賞】受賞 高校３年 中山美優
【優秀賞】受賞 高校２年 湯浅茜
【優秀賞】受賞 高校２年 風呂本芽依
【優秀賞】受賞 高校１年 酒井二葉
写生する時間は、写生場所を見つける時間も含め、約5時間～5時間半。高校3年生や昨年度の写生大会に参加した生徒は、下描きにかける時間、着彩にかける時間の配分を大体把握できていましたが、高校1年生や今年初参加の生徒は下描きに時間をとりすぎて着彩の時間を十分にとれず、苦労した者もちらほらいました。ここでの教訓を、来年の写生大会や今後の美術部の活動に活かせるように頑張っていってほしいです。
美術部顧問 弘正朋 原田ひかる 谷山未来
