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2023/07/28硬式野球部

硬式野球部 第105回選手権記念大阪大会 結果

1回戦 西成高校 19-0(5回コールド) 勝利

 

抽選会で初戦の日程が7月9日に決定してからこの日が来るのを全員が待ちわびておりました。それはこのチームが秋と春の公式戦で自分たちの思うような戦いができず、夏に結果を出すために苦しみながら進んできたからです。

雨天中止によって試合が1週間後の16日になってしまいましたが、しっかり事前の準備をして臨んだ結果、ようやく公式戦で1勝することができました。

 

試合が終わった瞬間の子どもたちが喜んでいる表情を見ているとこれまでの苦労が少しだけ報われた気がして私も本当に嬉しかったです。試合後のミーティングでは対戦していただいた相手校の思いを背負って次戦に臨まなければならないことを伝えました。

2回戦 大阪偕星学園 0-2 敗退

 

2回戦はシード校との対戦となりました。

昨年は東大阪大柏原高校との試合において1点差で敗れました。子どもたちがチーム一丸となってそれぞれの役割を全うできた結果なのですが、監督の立場としては1点が果てしなく遠く感じるとともにまだ強豪校に勝つ土俵にすら上がれていないことを痛感しました。現チームはこの敗戦からスタートし、それを払拭するために取り組んできたわけですが、前述の通り、今回の夏の大会までそううまくはいきませんでした。

 

それでも夏の大会までに力のある相手に無理を言ってオープン戦を調整していただき、戦い方の確認をしてきました。昨年以上に様々な想定と対処を子どもたちに求めたので窮屈に感じる部分もあったかもしれませんが、昨年の柏原戦を払拭したい思いが強かったこともあって必死に取り組んでくれました。

 

結果からするとヒット4本と四死球6個をもらいながらの完封負けでした。相手投手の粘り強い投球は素晴らしかったです。

守備では6回に相手の対応力の高さを見せつけられ、先頭打者の四球をきっかけにヒット1本で2失点。これが決勝点となりました。

 

「どれだけ良いゲームをしても負けたことに変わりはありません。」

試合後、保護者の方へ挨拶をする際に主将から出た言葉です。ここまで苦しい時間の方が圧倒的に多かったチームですが、貪欲に勝利を求める姿勢を最後まで貫いてくれました。

 

大阪偕星学園は今大会準々決勝に進出されました。本校との試合以降も接戦に勝利され、夏に勝ち上がっていくために必要なポイントを日頃からしっかり意識されていると未熟ながら感じました。

この敗戦を受けて新チームがスタートしました。

昨年と今年、それぞれ3年生の歩みを間近で見ていた2年生が1年生をどのように引っ張り、意志の強いチームを作ってくれるのかが楽しみです。

 

3年生、ここまで本当にお疲れさまでした。

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