校長室の小窓から⑩
2学期がスタートしました。
充実した夏休みを過ごせましたか。
私は8月2日・3日にアンパンマンの作者やなせたかし先生ゆかりの地、高知市で開催された『まんが甲子園』を見学しました。本校美術部の5名が、ワンチームで作画に取り組んでいる姿を誇らしく思いました。同時に、全国各地、海外からの高校生が交流を深めながら、漫画文化の発展に貢献している様子を見ることができました。そのような中、金光八尾の作品が2日間とも優秀賞を受賞し、さらに土佐の食文化・商い文化を受け継いだ「ひろめ市場」で知られる町の『帯屋町賞』に輝きました 。
今日は始業式に引き続き、オペラ鑑賞等演奏会があります。間近で味わう生の歌声や演奏を味わい、文化芸術に触れてほしいものです。8月26 日にはプリズムホールで和太鼓の鑑賞会を予定しています。このような 文化芸術を体験することに、過半数の人が「創造性や工夫をする力が高まる」、4割超の人が「美しさなどへの感性が育まれる」や「日本の文化を知り、国や地域に対する愛着を持つ」、3割強の人が「コミュニケーション能力が高まる」「他国の人々や文化への関心が高まる」「他者の気持ちを理解したり思いやったりするようになる」と期待しているという調査結果があります。
創造性や感性だけでなく、コミュニケーション能力向上と他者への理解や思いやりにつながるということに期待している人が少なくないのです。子どもの権利、医療格差、環境問題など社会課題が山積する世の中だからこそ、文化芸術の力に期待されているのではないでしょうか。
2学期は文化祭(9月19日・20日)があります。生徒会で話し合ってくれた第41回文化祭のテーマは『こんぱち祭(フェスタ)~我々は、創る。魅せる。繋げる。』です。生徒たちは金光に親愛の気持ちをこめて「こんぱち」と呼び、未来に羽ばたく金光八尾を自ら創造し、魅力あるものに進化させ、後輩たちに繋げていきたいという思いがこもったテーマです。その思いを学校の中だけに留めず、外に向けて発信できる場となることを期待しています。
校長室の小窓から ・・・
令和7年8月18日(月)金光八尾中学校高等学校 校長 松井 祥一