美術部 第55回 大阪私学写生大会
2024年5月24日(日)
長居植物園にて第55回大阪私学写生大会が行われました。
この日は日差しが強く暑かったですが、場所によっては心地よい風に吹かれながら描ける場所もありました。
今年度も多くの学校が参加しました。 本校からは高校生が22名、中学生が2名の計24名が参加しました。 今年の写生大会は昨年より完成度の高い作品が全体的に多かった印象です。 そんな中で本校からは高校生Ⅰ名が優秀賞、奨励賞を6名が受賞し、中学生1名が奨励賞を受賞しました。
以下、生徒の写生をしている様子です。
今年も大きな池がありました。
木をクローズアップして描いているようです。
いいなと思って描き始めた建物はお手洗いだったようです。
以下が本校の受賞作品です。
【優秀賞】受賞 高校2年 村上 心音
【奨励賞】受賞 高校3年 地主 彩葉
【奨励賞】受賞 高校3年 橋本 優
【奨励賞】受賞 高校3年 風呂本 芽依
【奨励賞】受賞 高校2年 神戸 麻理菜
【奨励賞】受賞 高校2年 松井 瑠美
【奨励賞】受賞 高校2年 村上 凛
【奨励賞】受賞 中学3年 中村 優花
3月に5年ぶりの写生合宿を行なって、時間の配分や画面への入れ方(構図)を訓練していたおかげか、描き終わらなかった生徒や描き切ったけど不完全燃焼感のある作品になってしまう生徒は昨年よりも大幅に減ったのではないかと思います。
以前のブログでも触れましたが、「写真を見ながら描く」のと「実景を見ながら描く」のは難しさがまったく違います。
リアルタイムでは、光の強さや向きも変われば、描く対象が動くこともあります。 しかし風を感じたり、においを感じたり、自然の音や人の声が聞こえたりと様々な感覚を覚えながら絵を描くことができる良さがあります。 そんな、 屋外と室内で描く違い をしっかり考えながら制作に取り組んでいってほしいと思います。
教育実習生としてお手伝いに来てくれていた3名も含めて、最後にみんなで写真を撮りました。
美術部顧問 弘正朋 原田ひかる 谷山未来